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2005年 01月 07日
コミュニケーションフューチャー。
僕らの世界はどんどん高速化していく。

パソコンを起動しインターネットの扉を開くといつもまず目が行くのは世界のニュースだ。
日々起こる事件を追っていても、とても僕の頭じゃ追いつけないなと思うことがある。
その点インターネットで読む(見る)ニュースは
こちらで必要な情報を選ぶことが出来るので助かる。
2004年末に起こったスマトラ島沖地震では現地の情報が
タイムラグの少ない形で伝えられた。
続々と犠牲者の数や被害が拡大していく様子が伝えられると
胸を痛めずにいられなかったけれど、
即時に義援金の受付が始まり各国の緊急支援が始まっていくのを見ると
その胸を優しい風が吹いて行くのを感じた。

今回の津波でもそうだったけれど本当に必要な場所に
隅々まで行き届く通信設備と言うものがこれからの社会には必要だろうなあと思う。
災害の危険にしても、健康の不安にしても、
助けを呼びたい時に呼べる、事前に危険を回避出来る手段を持つと言う事が
僕らを助けてくれるだろう。
その時に必要になってくるのもコミュニケーションだ。
従来の回線であれば速度の関係が生じ、また災害時のアクセスの増加等による
速度の悪化で映像通信によるコミュニケーションは難しい。
もちろんメールやチャット、掲示板によるコミュニケーションと言う手段もあるけれど、
お年寄りや障害者にとってパソコンを扱う、
文字を入力すると言う事が必ずしも簡単な事ではないと言うのもまた事実だ。

医療の現場では映像によるコミュニケーションが役に立つ事が多くあると思う。
お医者さんにとって相手の顔を見て、病状を確かめながら話せることは
より良い処方の助けになるし、患者さんにとってもお医者さんとの信頼関係を
築く上で助けになるはずだ。
それがコードに邪魔されずにポータブルであればもっといいし、
田舎の遠隔地や離島まで使いやすい価格で整備されればもっともっと助かるっ。

映像や大容量のデータを高速にやり取り出来る事で生まれる
「あいた時間」と言うものにも期待したい。
高速で変わって行く社会やそれに追いつくのがやっとな僕の頭にとって、
余暇が生まれると言う事はとてもありがたいことだ。
経済の問題についても環境の問題についても、
世界情勢についても早急な対応が求められ、
高速化していく社会の中で注目を集めている「スローライフ」
と言う生き方にも一役買うだろう。
大切なのはバランスだ。

今回の津波にしても早く対応出来たことで生まれる良い結果と言うものがある。
その反面早過ぎる決断が後に悪い結果に繋がる可能性もある。

僕らの世界がより暮らしやすい世界になるように。
孫の孫の孫の世代にも繋がる世界であるように。

世界に繋がるコミュニケーションを
みんな待っている。
そしてそのコミュニケーションによって世界が変わることを
みんな待っている。
そしてそんな変わる世界のために頑張ってきた人々がいることを、
頑張っている人がいることを、僕らは忘れてはならない。

僕らの世界がより暮らしやすい世界になるように。
孫の孫の孫の世代にも繋がる世界であるように。

未来に繋がるコミュニケーションを
みんな待っている。

by pyonjet | 2005-01-07 23:16 | [day of life]


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