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2005年 07月 28日
僕はきっと
僕はきっと

怒られるくらいがちょうどいい
怒られるまで わからないから

足音を立てて夜を横切る

知らない間に知れてしまうこと
知らない間に忘れてしまうこと

知らない間に出会ってしまっていて
知らない間に落ちてしまうこと

ぽちゃんと音を立てて
沈む石ころ
月夜の庭池で
底についた音

土管の中に隠れていた二人
ただ手を繋いでじっとしていた時間

90度に折れ曲がった腰
見える限られた視界

そこから見える世界は
ブランコに揺られてる

通り雨が降る
通り雨が上がる

二人はまるでそれを知っていたかのように
世界を広げ
手を繋いで歩く
新しい旅に出る

乾き次第潤す
世界にとって
ダムの様な存在で
ありたいと思う

僕はきっと

たまに褒められるくらいでちょうどいい
悪ふざけするから うそをつくから

by pyonjet | 2005-07-28 23:27 | [day of life]


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