眼鏡も掛けたし
そろそろ僕の肌からも
「文学の薫り」
みたいなものがするかと思ったけど
隣の席のおばちゃんに「クラーク・ケントに似てるね」と言われて
「なんだ、スーパーマンかよ」と思ったけどすぐに思い直して
「スーパーマンだ!やった!」と思ったのに、
よく考えたらクラーク・ケントはスーパーマンの仮の姿の
冴えないサラリーマンじゃないかと思ったことによって
文学の薫りが消えた気がした。
ま、いいか文楽だし。
クラーク・ケントはヒーローなんだぜ。
だけど僕はまだ眼鏡をかけると少し疲れます。
毎日離さずに君を見ています。